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1日、結構な雨でした。

気温も低く、春の雨は寒いです・・・が、どうやら市内で数輪の桜が咲いたよう・・・

千島桜だそうです、一番最後に咲く桜なのですが、一体どうしたのでしょう(ー_ー)


展覧会の感想に続いて、講演会の内容を書き留めておきたいところなのですが・・・

残念ながら、翻訳の方のおっしゃっていることが良く聞こえず、特に、固有名詞などでわからないところが多数あり、うまくまとめられませんm(_ _)m

講演会のテーマは、「ガラスに託された美と知の冒険ー古代からアールヌーヴォーへ」でした。

講師は、現在、デュッセルドルフ・ヘントリッヒ・ガラス美術館の館長をされている、デド・フォン・ケルセンブロック=クロジック氏です。

デド・フォン・ケルセンブロック=クロジック氏は、コーニング・ガラス美術館で学芸員をされていた頃、「錬金術師のガラス」展を企画、また、デュッセルドルフ・ヘントリッヒ・ガラス美術館で学芸員をされていたときには、「芸術と錬金術ー変容の神秘」展を企画されたそうです。

どちらもとても興味深い展覧会です、おもしろそう・・・(☆▽☆)


講演会は、テーマのとおり、古代メソポタミアのガラスから、エジプト、ギリシア、アケメネス朝、中国、ローマ帝国、ササン朝、そして、ヨーロッパのガラス作品などを、写真を交えて順に説明してくださいました。

古代は、ガラスに関しての書物などがあるはずもなく、さまざまな方面から研究していかなければならないとのことで、まず、「○○」(←聞き取れませんでした)という神話に関して、お話ししてくださいました。

神話の内容は、シュメールの「○○」という人物と、「○○」という悪魔の戦いだそうです。

戦いの結果、ラピスラズリという石は戦いに貢献したそうで、祝福され、その後多用されることになったようですが、残念ながらこのあたりはよく聞き取れませんでしたm(_ _)m

当時、ガラスは石を創造することと考えられていたそうで、石では作れない造形がガラスでは可能、ということで、石と同様に大切にされたそうです。

ガラスが石の模造品、という点では、どこの地域も似ているようで、ラピスラズリに似た青いガラスが大切にされたのと同様に、中国では翡翠に似たガラスが宝石のように大切にされたようです。

その後、水晶のように透明なガラスを作り出すことが研究されたり、コアガラスや吹きガラス等、様々な技法が生み出されたりします。

ローマ時代には、一般向けのガラス製品も増え、この頃にガラス工芸は二極化したのでは、とのこと。

その後、セラセルという人物が、錬金術の論文を書いたそうで、その中でガラスに関しても書かれているそうです。
(今度本を探してみよう・・・)

戦争や侵略が起こるたびに、ガラスも、失われたり、発展が途絶えてしまっているところが、本当に残念です。

食器や芸術品以外の用途として、ガリレオガリレイの望遠鏡が1610年に作られます、倍率は20倍だったそうです。

最後に、時間の関係でサラッとでしたが、今回の展覧会の作品を何点か紹介してくださいました。

1時間半の講演会でしたが、あっという間でした、もし、講演会の内容を文章化したものがあったら欲しいなぁ・・・もう一度聞きたい(読みたい)です。



少しずつ本サイトのほうも更新して参ります!



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